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宇賀地区にて防災訓練

防災元年!

8月27日(日)、宇賀小学校体育館とグランドにおいて、下関市役所豊浦総合支所が主催(共催:豊浦西消防署)する平成29年度下関市豊浦町防災救急訓練が開催されました。

今回の訓練は、昨年の黒井での訓練の後の反省を受けて企画された、全く新たな内容の住民主体の避難訓練です。

まちづくり協議会のメンバーも見学という形で参加しました。

訓練開始!

宇賀地域の住民は8時30分に防災スポーカーによる放送

や消防団積載車によって地震発生の連絡を受け、それぞ

れ避難に必要と思われるものを入れた避難袋を持ち、宇

賀小学校体育館に集合しました。全部で92名の地区の方

が参加されました。

体育館の受付で、「負傷者」などの役割を与えられ、

9自治会に分かれて整列です。負傷者役はオレンジ

のベストを自治会長さんは自治会名の入った緑のベ

ストを着用しているのでよくわかります。

避 難 袋

避難袋を持参された方は全体の半数程度でした。消防

署より避難に必要な物品のリストが配られたので、今

後の避難の際に役立てたいものです。

災害時には公的な援助が届くまでの3日間程度の水や

食料を確保することが大事だそうです。

避難所でのルール作り

次に、総務班、情報班、食料・物資班、施設管理班、

保健・衛生班に分かれて、実際にどんな活動をすれば

よいかを話し合いをしました。消防署員、総合支所の

職員もアドバイザーとして参加しました。最後に各班

で検討した内容について集約し、宇賀地区自治会連合

会長が、発表されました。

救急訓練

消防署員の説明、実演の後、AEDを使った救急訓練

を行いました。

皆さん、熱心に取り組んでおられました。

情報発信訓練

救助ヘリなどに状況を伝えるための訓練です。参加者

全員で「ヒナン 92」※という文字を作成したものを、

ドローンで撮影し、画像をパソコンで映し出しました。

※避難者が92名いるということを表しています。

初期消火訓練

水消火器を使っての消火訓練です。阪神淡路大震災

では火災で亡くなられた方が多かったことを頭に置

いて、すばやく、落ち着いて消火活動を心掛けたい

ものですね。

応急給水活動訓練

市の水道局の給水車が来て、給水の方法につい

て説明してくれました。水を配布するための

袋は背負うことができて、便利です。

参加者の意見より

※実践的でよかった。

※暑かったので、時期を考慮してほしい。

※広報車の声が聞こえにくかった。(速度を落とすか、

 止まって情報を伝えてほしい)

終わりに

何もかもが初めての訓練でしたが、実施する中で様々な

問題点が浮かびあがりました。一度の訓練で終わるの

ではなく、地域の特性に合わせた、より細密な防災計

画を作成し、訓練を重ねる必要があります。今回見学し

て感じたことを来年度以降の地域での防災訓練の計画に

も生かしていきたいと思います。

企画・実行に当たった豊浦西消防署、下関市役所豊浦

総合支所の皆さま、ありがとうございました。

暑い中、参加された皆様、本当にお疲れ様でした

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